この青空に約束を

お久しぶりでございます。


今日は昨日オールクリアしたゲームこの青空に約束を―(通称:こんにゃく)の簡単な感想など書いてみます。

買ったきっかけは毎日暇で暇でしょうがなかったもんでネットで評判高いゲームを調べて決めました。

舞台は田舎の離島。
主人公と6人のヒロインたちはその島にある学園の寮「つぐみ寮」にて共同生活を送っていた。
ただし、この寮は来年度になったら廃寮となるのが決定していた。
そんなこの寮に新しく一人のヒロインが入寮する所から物語は始まる…。


基本的にはハーレム系恋愛AVG
ただし主人公の星野航が流行りのヘタレ優柔不断系じゃなく、アクティブ悪ガキ系。
古くはelfの同級生シリーズの主人公の血を受け継いでそうな、きちんと自分で責任を持って行動が出来る男の子。
そして自らのあふれるエロスを包み隠さない漢。
そんな主人公だから話の基本はギャグよりです。


ストーリーは三部構成になっていまして。
まず導入部はヒロインの一人・沢城凛奈が転校してきて「つぐみ寮」の面々との対立・打ち解けるまで。
そして最後は攻略ヒロイン個別ルート。
最初の導入部を一回見てしまえばヒロイン一人3時間くらいで終わる感じの長すぎず短すぎずなボリューム。


攻略対象は6+1。

沢城凛奈
一応このゲームのメインヒロイン…なのかな、パッケージにも一人だけで描かれてるしw
父親の再婚の関係で島にやってきたが、再婚に賛成しておらず、ちょっと性格がやさぐれている。
ただし本来は非常に明るく快活で素直ないい子で、航との勝負に負けることによりその本来の性格を取り戻す。
ツンデレ亜種とか言うとか言わないとか…w
負けず嫌いで事あるごとに航と勝事事になる。
この物語の序盤はほぼ凛奈のためにあるようなもので、そこらへんがメインヒロインぽい。
打ち解けたあとは非常にいい娘になりました。
ここからネタバレ反転。
学園祭は凄く良かった…。
凛奈は本当に、つぐみ寮の仲間になったんだなーと改めて思えました。
あと、この時の海巳も凄く良かったね。
そして二人の芝居に相槌をうつ他の仲間たちも…。
あと、二人で想い出の場所を巡り、最後に合わせ石の指輪を渡す所も良かった。
あと、余談だが海巳シナリオで二人の交際を認める賭けでの最後の「ナイッシュー」って言う所が好きです。


羽山海巳
この物語の真のヒロインといっても間違いないだろう。
航とは古くからの幼馴染でまるで古女房のような関係。
引っ込み思案で小心者で泣き虫ですぐに謝る。
が、泣いて謝ったりするが自分の意見は曲げずに押し通す、ちょっと変わったタイプ。
航や他の「つぐみ寮」の仲間と一緒にいることを多分誰よりも大事にしている。
その思いが、凛奈を「つぐみ寮」の仲間へと引き入れることになった。
ここからネタバレ反転。
自身のシナリオのみならず他のヒロインのシナリオでもその魅力を発揮するヒロイン振り。
特に凛奈・菜緒子・静シナリオではその魅力を存分に見せ付けてくれました。
でもやっぱり最も輝いているのは自身のシナリオにおいて。
「高見塚学園の一番長い日」での独白。
彼女が「つぐみ寮」を以下に大切に思ってるかが伝わってきました。


浅倉菜穂子
俺的こんにゃくNO.1ヒロイン。
航達の上級生にして学園の生徒会長。
一見人当たり良く細かな配慮などができてなおかつ美人と完璧な生徒会長。
だが「つぐみ寮」の面々だけに見せるその本性は独裁者といって過言ではないw
計算高く意地悪で口が悪い。
だけどその行動は何時だって優しく仲間のためなら何を置いても全力で立ち向かう。